ジャケット着こなし術

ジャケットの種類

ジャケットの種類は大変多く、目的、用途、デザイン等によって、分類の仕方もさまざまですが、その中から代表的なものをご紹介します。

 

■ボレロ=ウエストまで丈がない短いジャケットで、その名称は舞踊(ボレロ)から付けられたものと言われています。

 

■ヒップボーン・ジャケット=ヒップボーンとは、「腰骨」と言う意味で、丈の長さが腰骨くらいであることからつけられた名称です。

 

■チュニック・ジャケット=ウエストから下ヒップラインが隠れるくらいまでの比較的長い丈のジャケットで、長いものでは膝上丈くらいのものもあります。

 

■イブニング・ジャケット=イブニングドレスの上に着るジャケットで、丈は短め、華やかで優美なデザインのものが主流です。女性のものだけではなく、男性のタキシードもイブニング・ジャケットと呼ばれる場合があります。

 

■リーファー=「帆をしぼる人」と言う意味で、海軍や船乗りが防寒で着用したジャケットで、両前がダブルになっており、丈はヒップくらいまでの長さです。前開きは、左右どちらを上にして着てもボタン留めが可能になっているものが一般的なようです。

 

■ディナー・ジャケット=晩餐の時に着用するジャケットのことで、いわゆるタキシードのことを意味します。タキシードはイギリスの呼び方で、戦前のイギリスではタキシードを着用しないと、ホテル等の公式的な晩餐には出席できなかったほどだそうです。